お肌に優しいと噂のミネラルファンデーション。
その秘密は含まれる成分にあります。
でも、その成分の何がどう優しいのか…そこまで掘り下げて考えている人は少ないのではないでしょうか？
今回は、ミネラルファンデーションが肌に与える影響「なぜ肌にいいのか」についてご紹介します。
ミネラルファンデーションとは
もともとは、医療現場使われていたミネラルファンデーション。
治療後でも安心して使えるものとして開発されました。
天然鉱物を原料に作られた化粧品なので刺激物が一切入っていません。
肌に負担をかけない、優しいファンデーションなのです。
肌にいい理由１、クレンジング不要
ミネラルファンデーションは、油分を含まないファンデーション。
そのため、わざわざクレンジングを使う必要がありません。
石鹸１つで落とすことができます。
一般的なファンデーションはクレンジングを使って落としますよね。
これは油分を含んでいるから。
石鹸のみでは油分に邪魔されてうまく落とせないため、クレンジング剤を使って落とすしかありません。
実は、このクレンジング剤が曲者。
クレンジング剤って結構刺激が強くて肌にストレスを与えてしまうんです。
特に「メイクが落としやすい」と人気のオイルクレンジングはお肌の大敵。メイクだけでなく肌に大事な皮脂まで洗い流してしまうという肌トラブルの原因の１つとなっています。
このクレンジング問題を回避することができるのがミネラルファンデーション。
ミネラルファンデーションは、クレンジング問題を断ち切り肌への負担を軽くしてくれます。
肌にいい理由２、毛穴をふさがない
一般的なファンデーションは、油分・シリコン・合成界面活性剤などを含みます。
これら成分は、毛穴をふさいでしまう原因となります。
毛穴は皮膚呼吸をするためにも大切な器官。
ファンデーションで塞いでしまうとニキビなど肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
しかし、ミネラルを主成分として作られているミネラルファンデーションは毛穴を塞がない構造になっているため皮膚呼吸を妨げずにすみます。
しかも、成分の１つ酸化亜鉛には消炎効果がありますので肌が弱い人でも安心して使うことができます。
肌にいい理由３、日焼け止め不要
ミネラルファンデーションには日焼け止め効果も備わっています。
そのため、日焼け止めクリームを塗る必要がありません。
人によって起こる日焼け止めクリームによる肌トラブル、違和感、嫌悪感。
そんな問題をミネラルファンデーションが解決してくれます。
もちろん、それミネラルファンデーション１つでいいのですから、肌への負荷を軽くすませることもできます。
ちなみに、メイク前の下地も不要なんですよ。
ミネラルファンデーションについての注意事項
ミネラルファンデーションに含まれるミネラルは簡単にいうと、鉱物や金属の粉のこと。
「食物などに含まれる栄養素のミネラル」と「ミネラルファンデーションに含まれるミネラル」は全くの別物ということを覚えておきましょう。
金属の粉を顔につけているわけですから、「体に良いもの」と考えるのは間違いです。
最近ではミネラルファンデーションに使われる粉の粒子も非常に細かいものが増えてきています。
ただ、この細かい粉が体に与える影響はまだ研究中。
特に吸い込んだときに出る影響についてはまだ詳細が分かっていないのです。
気になるひとは、パウダータイプではなく、リキッド・クリームタイプのものを使っての自己防衛をおススメします。
まとめ
メイクを仕上げるまでの工程って結構あると思うのですが、その工程をミネラルファンデーション１つでかなり減らすことができるんです。
それだけでも大助かりなのに「クレンジング・日焼け止めクリームによる肌荒れや、毛穴をふさぐことで起こる肌トラブルを防ぐ効果があることもわかりました。
もともと医療用であったわけですから、肌に優しくて当たり前なんですよね。
でも、いろいろ改良もされているものもあります。
使用する際は原材料名をよく読むなどして気を付けるようにしましょう。
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