最近では、夏になるとよくゴーヤーをみかけるようになりましたね。
食材としてスーパーで、また、緑のカーテンとして学校や家々の軒先などにツルを伸ばして実を付けていたりすると思うのですが、そんなゴーヤーに「美」の秘訣があるということはご存知でしょうか?
ゴーヤーは、見た目とともに食べたときの「苦み」が特徴的な食材。
ちょっと苦手…という人も多いかと思われますが、その実の中は「美の宝庫」。
苦手意識を克服すれば、美が手に入るかもしれませんよ。
ゴーヤーの美容効果についてご紹介しましょう。
目次
ゴーヤーに含まれる栄養素の紹介
トゲトゲしい独特な形状が特徴のゴーヤー。
食べると少し苦みが感じられるため、好き嫌いのはっきり分かれる食材です。
でも、そんなどことなく近寄りがたいゴーヤの中には、私たちの肌を美しくしてくれる美容成分がこんなにいっぱい詰まっています。
・ビタミンC
・ビタミンB群(B1・B2・B12他)
・葉酸
・食物繊維(不溶性・水溶性)
・カリウム
・鉄
・カルシウム
・βカロテン など
美容成分の宝庫といっても過言ではないゴーヤ。
これから来る夏に向け、積極的に摂っていきましょう!
ゴーヤーによる美容効果1、健康美溢れる肌質の育成
レモン2個分に匹敵するほどの量のビタミンCがゴーヤには含まれています。
ビタミンCは、「乾燥しがちな私たちの肌に潤いを与えてくれる」大切な美容成分の1つではあるものの、含まれる食材を加熱することにより壊れてしまうという欠点があります。
しかし、ゴーヤーに含まれるビタミンCは「加熱しても壊れない」という優れもの!
炒め物・揚げ物etc…、お好きな調理法でゴーヤをお楽しみください。
ゴーヤーによる美容効果2、ニキビ、むくみの改善効果
ゴーヤに備わっている「体内に溜まる余分な熱を取り去る」という効果、また、含有成分であるβカロテン(新陳代謝を高める)とビタミンB群(皮膚の健康保持)の力によって、ニキビの改善効果が期待できます。
ゴーヤーを食べれば、できやすいニキビの抑制にもなりますし、ニキビできてしまったとしてもそれ以上の悪化を抑制することができます。
また、悪化したニキビの症状抑制にも役立ちますので、ニキビで悩んでいる人はゴーヤを積極的に食べてみてください。
体内に余分な熱がこもると、ニキビだけでなくむくみの原因にもなります。
ゴーヤを食べ、体内の余分な水分を取り去り、むくみ解消にもつなげましょう。
ゴーヤーによる美容効果3、食物繊維による便秘解消効果
便秘には食物繊維が必要となりますが、食物繊維と一言でいっても「不溶性」と「水溶性」の2種類あるのをご存知でしょうか?
・不溶性…水に溶けない
・水溶性…水に溶ける
理想の割合は「不溶性:水溶性=2:1」
どちらか1つだけを摂っても便秘解消にはつながりません。
とにかくバランス重視のため、食物繊維を摂るにも一苦労なわけですが、何故かゴーヤにはこの2つがバランス良く含まれているのです。
便秘になり体内に老廃物が溜まっていくと、体重増加、肌質悪化など体に様々な悪影響が出るようになりますので、ゴーヤを食べて早めに手を打っておきましょう。
ゴーヤーによる美容効果4、食物繊維によるダイエット効果
食物繊維には他にも以下のような効果が期待できます。
・糖質の吸収をおだやかにする
・脂質の吸収を抑える
つまり、ゴーヤーは「太りにくい体づくり」にも役立ってくれるのです。
そんなに食べているわけではないのに何故か体重が増えていく…なんてお悩みの持ち主には最高の食材といえるでしょう。
また、ゴーヤーのタネには体脂肪の増加を防ぐ「共役リノール酸」という成分が含まれていますので、できればタネも一緒に摂ってみてくださいね。
タネがもし食べづらければ、フライパンで少し炒ってみましょう。
香ばしい味わいで、ちょっとしたおつまみ・おやつとして最適です。
さいごに
ゴーヤーに含まれる盛りだくさんの美容成分。
タネにまで美容成分が含まれているなんて想像つかなかったのではないでしょうか?
もしかしたら、今までの美への悩みがゴーヤ一つで解消できちゃうかもしれませんよ。
これを機会に、あなたも是非ゴーヤにチャレンジしてみてくださいね。
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