結婚式という特別なシーンでは、いつもとは異なるメイクを楽しみたいという方が多いものです。
中でも目元は全体的な顔の印象に直結しますので、一重の方にとっては悩ましいという声がよく聞かれます。
ここでは一重の方の結婚式でのアイメイクを、そのキーとなるアイシャドウ使いも踏まえてご紹介していきます。
目次
まつ毛を直角に上げるからスタート
一重の方は、やわらかいカーブをまつ毛に求めなくてもいいのです。
まぶたと平行になるように意識しながらビューラーを当ててから、前髪の生え際から直角に折り曲げてください。
このときに、まつ毛の先がちょうど真正面からまぶたよりも外側にくると成功です。
このような直角にしたまつ毛によって、目の縦方向の幅が大きくなって、ふんわりと丸みのある優しい目元に仕上がります。
まつ毛が下がってくるのが止められないという場合には、あらかじめ下地を塗ってビューラーをかけることできちんとクセをつけてからマスカラを使いましょう。
そして、マスカラは毛先を強調して目元を印象的で華やかなものにするためにもブラックがおすすめです。
片側をうまくできたら、左右の違いは一目瞭然です。
まぶたを立体的にして華やかさを意識
アイシャドウのカラーは、ドレスのカラーを選ばず、さらには優しい印象の目元に仕上がるブラウン系がおすすめです。
単色ではなく、3色ぐらいをグラデーションのように使いましょう。
ここで「立体感」を意識することで、印象的な華やぎのある目元につながります。
パールを中央の乗せると、一重で平たく見られがちなまぶたに丸みが出てキュートな印象に仕上がります。
下まぶたを味方につけるべし
一重の方は、ぜひ下まぶたの力を借りてください。
下まぶたにそっと涙袋を描くようにしてベージュ系のパールの入ったアイシャドウを軽くひとはけプラスしてみてください。
光がふわっと生まれることで立体的かつ優しい仕上がりになり、目が優しく大きさを増して一重が気になりにくくなります。
ただし、下まぶたのメイクに力を入れ過ぎるときつい印象になってしまうので、ほどほどがポイントです。
丸みのある柔和な目元はブライダルシーンにピッタリの幸福感を覚える雰囲気になるのでおすすめです。
基本的には、結婚式では丸みを常に意識してとがった部分を緩和することを心がければ、キュートでハッピーオーラのある目元につながります。
ナチュラルカラーのアイシャドウにコーラルピンク系の口紅やチークやリップをふわっと使うことで、ハッピーな結婚式のシーンにはぴったりの仕上がりになることを覚えておきましょう。
アイシャドウの使い方の失敗例
一重の方が失敗してしまいやすいのは、濃い目の色味のアイシャドウアイシャドーで太くがっつり塗りつぶしてしまうことです。
結婚式のシーンでは目を伏せることも多いですが、そのたびに真っ黒な印象につながるだけでなく、立体的なまつ毛も有効活用できません。
次にやりがちなのは、やさしく女性らしい目元を目指してピンク系のアイシャドウを選んでしまった結果、腫れたような印象ゼロの目元になることです。
アイシャドウと一緒に使うアイラインは、逆にブラックが一番です。
まつ毛とまつ毛のすき間を埋める意識で使い、目尻はナチュラルさを第一に優先しましょう。
アイライナーは目尻の長さを意識すると、アイシャドウとの組み合わせが収まります。
一重の花嫁さんが知っておきたいテクニック
最近は自分でブライダルメイクをする花嫁さんも増えてきています。
そして、お色直しでは自分で行うという花嫁さんもいらっしゃいますので、花嫁さんにおすすめのテクニックにも触れておきます。
ここで最初に触れておきますが、つけまつ毛で失敗する花嫁さんはかなり多いです。瞼が重すぎてうまく目が開かないとか、式が終わっていないのに取れてしまったといった失敗例をはじめ、気になって式のあいだにずっと目をこすっていたという声も多くあります。
これはいずれも普段からつけまつ毛を使っていなかったことが主な原因ですので、日ごろからつけまつ毛を使用していないという方にはおすすめできません。
カラーアイシャドウは全体には使わない
カラードレスへのお色直しではカラーアイシャドウを選びがちですが、これは少し危険です。
カラードレスでも目尻にラインを生み出すことで、ブラウン系やカラードレスと同系色で暗めのカラーのアイシャドウでも十分にカラードレスに見合った目元を生み出せます。
伏し目がちになって初めて気づくぐらいの控えめさがオシャレな印象に仕上げるポイントです。
全体的に華やぎがあるけれどうるさくない目元を意識してみてください。
アイホール全体をべた塗りするのは一番避けたい大失敗です。
まとめ
一重の方でも結婚式をゲストとしても主役としても問題なくメイクを楽しんで素敵な顔に仕上げるコツをまとめてご紹介しました。
ぜひ次回のブライダルシーンで活用してみてください。