香水選びってとても重要です。TPOを考えて付けないと、周りにとても迷惑がかかってしまいます。
匂いの感じ方には個人差がありますので、少しの香水でもキツイと感じる方もいれば、こんなの全然香っていない!と感じる方もいます。
では、自分に合った香水をどのように付ければふわっと香るように、上手に付けられるのでしょうか?
① 香水の種類
香水には「パルファム」「オードパルファム(EDP)」「オードトワレ(EDT)」「コロン」の4種類があります。
濃度が濃く、持続力が長いのがパルファムで、次にEDP、そしてEDT、最後にコロンの順です。
ボディミストというのは、香水よりも香りが弱いため、香水だと香りがキツすぎる人向きで、保湿ケアのできる香る化粧水のようなもので人気があります。
ボディだけではなく、髪やルームフレグランスとして使う方もいます。しかし、持続時間は1~2時間と弱いです。
コロンも、持続時間は1~2時間でミストと同じくらいです。
トワレは3~4時間、EDPは4~6時間です。
香水のレビューなどで、まったく香らない、持続しない・・・といったコメントがありますが、そのような方はEDPを選ぶ必要があります。逆に、香りがきつくないものをのぞむ方は、コロンやミストを選ぶと良いと思います。
② フワッと香る上手な付け方
香水は下から上に香るので、おすすめは足首です。こうすると、歩いているときにすれ違いざまにフワっと香ります。
手首に付けてこするのは、トップノートがつぶれます。上半身につけるのは、上半身は体温が高いため香りがきつくなります。また、スカートの裏や空中にワンプッシュして中をくぐるなどで洋服につけるとシミになったりしますので要注意です。
直射日光の当たる部分や、デオドラント代わりに脇に付けるのも控えた方が良いです。汗をかく部分には付けないことですね。
上記の点に注意して、シャワーを浴びた後の清潔な体に、人に合う30分~1時間前(ちょうどミドルノートが香るころに合わせる)に付けておくのがベターです。
さいごに
自分で香りがキツイと感じるときは、人にはかなり香っています。自分でかすかに香るというぐらいが、人にはフワッと香る感覚ですので、付けすぎには要注意です。
お寿司屋さんは香水を嫌いますので、TPOを考えることも必要です。病院やお子さんの学校に行く場合などもNGですね。
また、ヨーロッパの香水は香りがキツメです。日本とは風土や気候が違いますので、その点も考慮して付ける量を調節すると良いと思います。