私たちの生活に欠かせない「水」。
様々なシーンで私たちの生活を支えてくれている水は、美容にも大きな影響を与えてくれています。
普段、当たり前のように存在するその「水」に、いったいどのような美の秘密が隠されているのでしょうか。
目次
水の種類について
「水」と一言でいっても多数あります。
まずは、水の種類からみていきましょう。
・軟水
口当たりがまろやかで飲みやすい(ミネラル少なめ)。
・中硬水
軟水に比べると少々飲みにくいものの、クセはそれほど気にならないので飲みやすい。
・硬水
クセが強いため少々飲みにくいがミネラル分は豊富。
ただ、体質により下痢などの諸症状を引き起こすことがあるので要注意。
・超硬水
ミネラル分が最も多いが、独特のクセがあるため飲みにくい。
また、硬水同様に体質により下痢などの諸症状を引き起こすことがあるので要注意。
どの水を飲むかはお好み次第。
ちなみに、水道水など日本にある水はほとんどが軟水です。
水が美容にもたらす影響力
普段何気なく飲んでいる水ではありますが、効果的に飲むことで私たちに「美」を与えてくれます。
水を飲むだけでキレイになれる、その秘密をご紹介します。
キレイの秘密1、肌に潤いを与えてくれる
私たちの身体は約60%の水分で作られています。ただ、その水分量も加齢とともに低下。
放っておくと乾いた状態となり、たるみやシワ、その他肌荒れの原因となります。
化粧水等で肌に潤いを与えている人も多いかとは思いますが、実は化粧水等でケアできるのは肌の「表面だけ」。
身体の奥深くまでは浸透しないので、一見潤っているように見えても潤っていないのが現実。
水を飲むことで体の奥底から潤いを与えることができます。
キレイの秘密2、便秘解消に役立つ
水分不足になると新陳代謝が悪くなってきます。
体内の代謝が落ちることで便秘になる可能性が高くなるため、適度に水分を摂り便秘を防ぎましょう。
また、水分により便が柔らかくなってくれると、お尻に負担なく排便することができます。
痔などのリスクも減らすことができますよ。
キレイの秘密3、血液循環を良くする
血液はただ流れているというものではなく、私たちの体の隅々に栄養や酸素を運ぶという大切な役目があります。
通常はサラサラ状態の血液も、水分不足となるとドロドロ状態に。
ドロドロになってしまうと、栄養や酸素を効率よく運ぶことができないため、それが原因となり「冷え性」「疲労」などから肌荒れなど様々な不調を引き起こします。
また、ドロドロになると血管内に詰まりやすくなるので、「心筋梗塞」など重篤な症状に陥る可能性も高まりますので気を付けましょう。
キレイの秘密4、ストレス解消
水でストレス解消できるとは何とも嘘っぽい感じもしますが、不思議なことに水分量が足りないと精神不安定になる可能性が高まります。
疲れたときなど、ストレスが溜まったと感じたときはゆっくり水を飲んで一息つきましょう。
多少なりとも気分が落ち着きますよ。
ストレスが溜まったときに飲む水は、できれば、冷水ではなく常温または温水で。
●効果的な水の飲み方
「水を飲む」とはいっても、ただ飲めばいいというものではなく、正しく飲むことで美への影響力も高まります。
以下の要領で上手に水分を摂るようにしましょう。
・1日1~2リットル(摂り過ぎは逆効果なので要注意)
・常温または白湯(冷たすぎる水は免疫力低下に繋がるため極力摂らないように)
・こまめに飲む(一気に大量に飲むと尿などで出てしまう)
・飲むタイミングとしては、起床時・入浴後・就寝時などあるが、基本的には自分の飲みたいタイミングで飲めばよい
●まとめ
水分を摂っているつもりでも、わりと水分量が足りていない場合があります。
特に夏など汗をかく季節は、汗としてどんどん水分が出ていってしまうので気を付けましょう。
水は生命の源。
美容のためだけでなく、健康のためにも「水を飲む」というのは大切な行為。
たかが水、されど水…サプリや化粧水など美容のためとなるアイテムはたくさんありますが、「水」という一番身近なアイテムにも注目してみてください。